よくある質問

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Q&A一覧

Q

おたふくかぜについて教えてください。

A

この病気ほどだれもが知っている名前はないのではないでしょうか。しかし、本当に理解している人はどのくらいいるでしょうか。
いわゆるほっぺたがふくれる病気として有名ですが、正式名称は流行性耳下腺炎といいます。まずはれる場所はほっぺたではなく、耳たぶの下及びその周囲です。
ここが耳下腺と言って、唾液を出す場所です。唾液を出すところは他にもあり、顎下腺と言ってあごの下にあります。ですから顎下腺がはれる場合もあります。
おたふくかぜはムンプスウイルスによっておこる感染症ですから、おたふくになっている子供と遊んでから、約二週間の潜伏期間を経て、発症するわけです。
片方の耳下腺がはれる場合、両方がはれる場合、また顎下腺も一緒にはれる場合、顎下腺しかはれない場合など、いろいろな場合があります。また不顕性感染といって、かぜの症状のみが現れて耳下腺がはれない場合もあります。
よく間違えられる病気に細菌性耳下腺炎があります。これは、片方の耳下腺しかはれない場合が多く、抗生剤が有効です。
おたふくかぜは、ウイルス感染のため有効な治療がなく、痛み、発熱に対しては解熱鎮痛剤、また髄膜炎などの二次感染予防には抗生剤を内服するなどして、自然にはれがひくのを待つわけです。
五日から七日で治ると思います。診断は経過や所見から容易につきますが、血液検査も行えば、いっそう判断がつきます。

Q

鼻血について教えてください。

A

時間外の電話で多いのは、耳の痛みを訴える子供と、鼻血の患者さんです。鮮血がとめどもなく流れてくれば、大の大人でもあわてふためき、ティッシュで鼻を押さえ、天を仰ぎます。
氷で冷やしたり、横に寝かしたりする人もいます。
そこで救急車を呼ぶわけですが、少し待ってください。まず、鼻血はどこから出てくるのでしょう。
鼻の中に指を入れると、右の鼻と左の鼻の間に骨(軟骨)があります。この前端に細い血管が密集している場所があります。そこが何らかの原因で傷つけられると出血するのです。すなわち鼻の入り口からでるわけです。80%以上がこの場所からです。 出血を止めるためには、出ている場所を押さえればいいわけですから、鼻翼(外から見て鼻の一番膨らんだ場所)を鼻の真ん中の骨に向かって、しっかりと押さえてください。それも少なくとも10分は押さえるようにしてください。
また、上を向くと口の中に流れ落ちて来ますので、下を向くようにしてください。それでほとんどの鼻血は止まります。ティッシュを詰める場合は、今度抜くときにまた出血する場合がありますので、30分ぐらいは入れておいた方がよいと思います。
あわてずに出血部位を押さえることができれば、ほとんどの鼻血は止まります。何回も繰り返して出てるようであれば、耳鼻咽喉科でその出血部位を電気凝固してもらってください。